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どんな事でも、上達する為には
地味だけど、基本に忠実に行なっていくしかない。
臨床を20年近く、日々患者さんの治療を行なっている。
訴えへの、判断、治療計画の立案、治療技術の向上等
1年目の自分に比べれば、上達してはいる。
新たな治療法を取り入れたり、材料、機械の導入等
歯科の世界も大きく便利に変わってきている。
そんな中でも、学生時代に習った基本的な事がやはり、一番大事だと最近思う。
基本検査から入り、歯磨き指導をし患者さんの歯への意識を変える、
これなくしては治療の成功は無い。
最近、師匠にトレーニングを見ていただいている。
彼女は90年代後半、圧倒的な美しさ、プロポーションで全日本女子ボディビルの王者に何度も輝いた方。
彼女に指導してもらうと、難しく考えずに、いかに重さの強度を収縮〜ストレッチの間、抜かないようにし、スタートした地点に戻ってくるだけ。
言葉で言うと簡単に聞こえるが、
これがとても、難しい、、
自分の運動センスの無さが、露呈してしまい、
ただただ、恥ずかしく、悔しい。
最近、動画、SNS等で様々なトレーニング方法を見ることが出来る便利な時代。
その動画のダイナミックな種目に目を輝かさてしまいがちだが、
先ずは
師匠に言われた事を、自分で何度も何度も地道に反復して、土台となる基礎作りをしっかりしなければ、自分の肉体の変化はもうあまりない事だけはわかっている。
歯のケアと同じだとは私は思う。
医院で、歯磨き指導を受け、自身で何度も何度も反復し練習し、それをまた医院でチェックしてもらい補正していく、
師匠に見てもらうトレーニングと自分だけのトレーニング
全然、筋肉への刺激がちがうんだよな、、
人に見られている意識、
しかし、いつまでもおんぶに抱っことはいかない訳で今日も、1人黙々とジムで基本動作に明け暮れています。
皆さんも、面倒くさいが、
どうか基本に忠実に行きましょう。
歯は裏切らない
