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骨造成

骨造成とは?

骨造成とは、インプラント治療を行う際に必要な顎の骨の量や厚みが不足している場合に、人工的に骨を再生・増大させる治療法です。歯を失うと、その部分の顎の骨は徐々に吸収されて薄くなったり高さが低くなったりします。そのままではインプラントを安全に埋入できないため、骨造成により十分な骨量を確保してからインプラント治療を行います。

歯を失った後の顎の骨は、使用されなくなることで自然に吸収が進行していきます。特に歯を失ってから長期間経過している場合や、歯周病が進行していた場合には、骨の吸収がより顕著になります。また、上顎の奥歯部分では上顎洞(副鼻腔)が拡大することで、利用できる骨の高さが制限されることもあります。

当院では、患者さんの骨の状態を詳しく検査し、必要に応じて骨造成治療をご提案しています。骨造成には様々な方法があり、患者さんの状態に最も適した方法を選択することで、より安全で確実なインプラント治療が可能になります。適切な骨造成により、インプラント治療の成功率は大幅に向上し、長期間にわたって安定した結果が期待できるようになります。

こんな方におすすめ

  • 長期間歯を失った状態が続いている方
  • 歯周病により顎の骨が吸収されている方
  • 外傷により顎の骨を失った方
  • 生まれつき顎の骨が薄い方
  • インプラント埋入に十分な骨量がない方
  • 上顎洞(副鼻腔)が下がっている方
  • より長期的に安定したインプラント治療を希望される方
  • 審美的に優れた結果を求める方

当院の骨造成治療における特徴

Bio-Ossを用いた確実な骨再生

当院では、世界的に信頼性の高いBio-Ossという骨補填材を使用しています。Bio-Ossは牛由来の天然骨から有機成分を除去して作られた骨補填材で、天然の骨と非常に類似した多孔質構造を持っています。この構造により患者さん自身の骨細胞が侵入しやすくなり、自然で確実な骨再生が促進されます。

Bio-Ossは世界中で30年以上にわたって使用されており、その安全性と有効性は数多くの学術論文で実証されています。当院でも長期間にわたって良好な成果を上げており、患者さんに安心して治療を受けていただいています。また、Bio-Ossは時間の経過とともに患者さん自身の骨に置き換わるため、より自然で長期的に安定した結果が期待できます。

個別の治療計画による最適な術式選択

患者さんお一人おひとりの顎の骨の状態は大きく異なります。骨の厚み、高さ、密度、欠損の範囲や形状など、様々な要因を総合的に評価する必要があります。当院では詳細なCT検査やレントゲン撮影により、患者さんの骨の状態を三次元的に把握し、最も適切な骨造成の術式を選択しています。

また、治療期間や費用、患者さんの生活スタイルなども考慮に入れて、総合的な治療計画を立案しています。治療前には十分な説明を行い、患者さんにご納得いただいてから治療を開始しています。

安全性を最優先とした治療体制

骨造成は高度な技術を要する外科処置です。当院では、患者さんの全身状態や局所的な条件を十分に評価し、安全に治療が行える症例のみに実施しています。糖尿病や高血圧などの全身疾患がある場合には、主治医との連携を図りながら慎重に治療を進めています。

また、術前の詳細な検査により、血管や神経の位置を正確に把握し、偶発症のリスクを最小限に抑えています。複雑な症例や高度な技術が必要な場合は、大学病院や専門医療機関との連携により、患者さんにとって最も安全で確実な治療を受けていただけるよう配慮しています。

骨造成治療により期待できる効果

インプラント治療の成功率向上

十分な骨量を確保することで、インプラントの初期安定性が大幅に向上します。インプラントが骨にしっかりと固定されることで、オッセオインテグレーション(インプラントと骨の結合)がより確実になり、治癒期間の短縮にもつながります。適切な骨造成により、インプラント治療の成功率は90%以上に達し、長期間にわたって安定した機能を維持できるようになります。

また、十分な骨量があることで、インプラントの埋入位置や角度を理想的に設定できるため、上部構造(人工歯)の設計においてもより良い条件を作ることができます。これにより、咀嚼効率の向上や清掃性の改善など、機能面での大きなメリットが得られます。

審美性の大幅な改善

骨造成により理想的な骨の形態を回復できるため、インプラント周囲の歯茎の形も自然で美しい状態に仕上がります。特に前歯部においては、骨造成による審美的な効果は非常に大きく、天然歯と見分けがつかないような自然な仕上がりが期待できます。

歯茎のラインが整うことで、笑顔の美しさも大幅に向上します。また、適切な骨の厚みがあることで、インプラント周囲の歯茎の退縮を防ぐことができ、長期間にわたって審美性を維持できます。当院では、機能性だけでなく審美性も重視した骨造成治療を行っています。

長期的な安定性の確保

適切な骨造成により形成された骨は、インプラントを長期間しっかりと支えることができます。これにより、咀嚼機能の完全な回復はもちろん、周囲の健康な歯への負担軽減にもつながります。バランスの取れた咬み合わせが回復することで、顎関節への負担も軽減され、全体的な口腔機能の改善が期待できます。

定期的なメンテナンスと組み合わせることで、インプラントを半永久的に使用することも可能になります。当院では、治療後の定期検診とメンテナンスにも力を入れており、患者さんの口腔健康を長期にわたってサポートしています。

当院で行う骨造成の種類と詳細

GBR(骨再生誘導法)による確実な骨の再生

GBRは、特殊なメンブレン(膜)を使用して骨の再生を促進する治療法です。骨が不足している部位にBio-Ossなどの骨補填材を填入し、コラーゲンメンブレンで覆うことで、骨以外の組織(歯茎など)の侵入を防ぎながら骨の再生を誘導します。メンブレンは時間の経過とともに体内に吸収されるため、除去手術は不要です。

当院では、患者さんの骨欠損の状態や範囲に応じて、最適なメンブレンと骨補填材を選択しています。小さな欠損から大きな欠損まで、様々なケースに対応可能で、多くの症例で良好な骨再生を達成しています。治癒期間は通常3~6ヶ月程度で、その後インプラント埋入手術を行います。