歯の治療で、タイパはあるのか？
PC、スマホの登場により、
我々は、処理し切れない程の情報量を目の当たりにしている生活を日々送っています。
分からない事があれば、ググれば一瞬で解けますし、知りたい事、見たい事、聴きたい事
何でも瞬時に解決！
最近はタイパなる言葉も出てきます。
タイパ
タイムパフォーマンスのことですよね。
動画、音楽、料理、そして人間関係も。
時間を効率良く使おうってことから来ている、このタイパ。
効率性を求める、これは人間の性、
このタイパ、
歯科治療にも当てはまるか？
私が昔から良く行うケースは
日本人の海外への転勤、留学、帰省のケースや国内での転勤や結婚などによる移動が多いです。
海外だと、保険、言葉、治療費などの関係から、やはり日本で治療を終わらせたいと言う方がほとんど。
出国日までを逆算して
一回の治療を数時間取り、何本かの治療を一気に行う。
しかし、ここで誤解してもらいたくないのが
皆、しっかりと歯の磨き方を覚え、行ってもらい歯ぐきから出血が全く出ない状況にしてもらう事が大前提。
ですから、いきなり来て全部治す事は出来ず、
やはり、初診時に
状態を確認、
弱点部位の把握、
次回までにその部位のコンディションの調整をしてきてもらう、
正しい磨き方を覚える。
ことを経て、
治療の舞台に立てます。
歯の治療にタイパを求めるにも、やはり初めの一歩を外す事は出来ないです。
また、
なども、
経過を見ることが重要なので、
タイパで治せるかと言えば、形の上では治したことになるが、
処置後、安定しないなんてこともありますので、
やはり、歯科治療
効率良く行きたい所もありますが、一生使いたい自身の歯、
タイパ等の効率化だけでなく、
じっくり、しっかり治して
コツコツ
維持していきましょう！
しかし、早く治されたい方も
初診時でのチェック、宿題( 歯磨き指導)をしっかり行ってもらえば
対応致します。