口腔内カメラの凄さ
父の時代には無かった
口腔内カメラ
今では、どの医院の歯科用ユニット( 治療用の椅子)には標準装備されている。
私が口腔内カメラを初めて使用しだしたのが、16年前。
当時、とても感動したことを懐かしく思う。
例えば、
○ 虫歯を削る前と後の比較
○ 痛みの無い虫歯でも画像を通じてその歯が虫歯になってしまっている状態を理解してもらえる
○ 歯の内部の構造を説明しやすい
○ 詰め物が入っていても、その歯に二次カリエス( 虫歯の再発)があることを説明できる
○ 歯の一部が欠けていたりした際の状態を画像を通して説明できる
○ 腫れている場所を明確に示せる
○ 歯垢、歯石を画像上で確認してもらえる
○ ブラッシングを受けた歯ぐきのbefore afterの変化を実感できる
○ 自分では見えない親知らずの位置の確認
○ 抜いた後の状態を確認できる
○ 抜いた後の、治癒を確認できる
粘膜にできた病気
○ 口内炎だけでなく、少し怖い粘膜の疾患を確認できる
○ ヒビの入っている歯の確認
○ 摩耗によって擦り減った歯の状態の確認
○ どのようにして歯が割れたのかへの理解
○ オペの最中の画像の確認
○ インプラントを埋める前と後の画像
○ インプラント後の、傷口の画像
などなど
患者さん自身が自分がどのような治療を受けているのかがはっきり明確にすることが
口腔内カメラがあることで
明らかになります。
患者さんは、治療時に口を開けているだけなので
一体、今何を何の為に行われているのか知ることができません。
口頭で説明を受けても、
やはり、素人の患者さんたちにとってはなかなか理解できないと思います。
当院では、口腔内カメラをとにかく使用して少しでも皆さんに歯科治療の内容を理解していただきたく
日々、使用しております。
口腔内カメラ
とてもとても頼りになる奴です。