保護者の方への仕上げ磨き指導①
未就学児、小、中学生の患者さんの大半にほぼ虫歯というものが見られなくなった現在。
当院に、いらっしゃる理由として
① 現在の歯の状態
② フッ素塗布の希望
③ お子さんへの歯磨き指導
そして
④ 仕上げ磨きの方法
です。
③は、前回もお話したように
フロスを自分でしっかりと使えるようになるには、小学校高学年からなのでそれまでは
歯ブラシの歯に当てる角度
力の入れ具合
手でブラシの持つ位置
位しか指導出来ません。
しっかりと自分自身で磨けるようになるまでには、
やはり、
保護者の愛
が
とにかく大事‼️
お子さんを連れていらっしゃる保護者の方( ほぼお母さんですが、)に
必ずお伺いする事が、
それは、
保護者自身、歯磨きでフロスや歯間ブラシをされているか?という点です。
私は、仕上げ磨きで必ずフロスを行うようにお伝えしており、もし保護者の方がフロスを使ったことがないというなら、お子さんの前に先ず保護者の方がフロスを使用する習慣とフロスの使い方を学ばないといけません。
子供は大人よりも知識、経験が足りません。
ですから、親から子へと様々な事柄を教えていくものですよね。
フロスが自分で出来ないお子さんに、フロスの使い方を知らない保護者が仕上げ磨きを行っても、結果は…
ですよね?
ですから、先ずは我々保護者が
正しい歯の磨き方を覚えなければならないのです。
それに、お子さんからすると親子で一緒に何かを習うということ自体が楽しいと思います。
たまに、ご自身の歯磨きの話になると恥ずかしそうにされる保護者の方がいらっしゃりますが
何歳からでも新たな知識を得る事は素晴らしいことですし、子育てだってお子さんが成人したとしても子育ては終わらないのでは?
ご自身の大切な大切なお子さんの歯の健康を願うと共に、ご自身の歯の健康も考えてみてはいかがでしょうか?