入れ歯にも愛を
もし、あなたが入れ歯を使わないといけなくなってしまったら、、
どんな気持ちになるでしょうか?
○ 今まで自分の歯で咬めていた時と比べて、
同じように咬めるのか?
○ 食べ物の味を味わえるのか?
○ 食べ物の温度をしっかり感じれるのか?
○ 硬い物も、しっかり咬めるのか?
○ 違和感に慣れるのか?
○ 発音もしっかりできるのか?
などなど
考えると様々なことが出て来ます。
初めて入れ歯を入れた方々の感想は、
「 これで、本当に食べれるんですか?」
私も、使ったことがないので、
「 はい! 何でも食べれます!」 とは言えませんが
調整を何回か繰り返していくこと
患者さん達が慣れてくること
の2点で
安定してお使い頂けるようになります。
例えて言うならば、
初めて履いた革靴みたいな感じですかね。
最初はかかとが強くて当たってしまい、靴擦れを起こしてしまうが、だんだん履いていく内に革が伸びて来て、自分の形にフィットしていき、履いても痛くなくなる。
また、咬み方や食べ物の口の中での動かし方なども使っていく内に慣れてきて、
ここで、咬めばしっかり咬めれられる場所を見つけられ上手に咬めるようになっていきます。
もちろん、中には安定剤などを使用しないと入れ歯が動いてしまうケースもありますが、
皆さん、使用されていく事でだんだんと慣れていかれます。
人間というものは、様々な状況下でも適応し慣れていくものなのだと、
入れ歯のケースから学ばさせて頂いております。
もう、入れ歯しか選択肢が無くなったとしても人間は日々食べて行かなければなりません。
普段当たり前に食事をすること、食べれる事を当たり前と思わずに、
入れ歯でも、自分の歯でも
彼らに愛着を持ち、お手入れをしてあげていきましょう。
どんな道具でもお手入れが行き届かなければその道具は力を発揮する事はできませんからね。
やっぱり、愛、
愛しかないのです。
皆さんも、自分の身体に
愛をあげましょう‼️