最近話題の「モフらし」歯ブラシを、患者さんに勧められて私も実際に使ってみました。


最近、患者さんから
「先生、この歯ブラシ使ってみてください。」
と勧められたのが、ドラッグストア(マツモトキヨシなど)でも販売されている**「モフらし」**です。
実際に数日使ってみた感想を書いてみます。
第一印象は「とにかく気持ちいい」
一般的な歯ブラシとは全く違い、毛先が非常に細かく密集しています。
歯ぐきに当たる感触はとても柔らかく、「ブラッシング」というより「マッサージ」に近い感覚でした。
メーカーでは私も患者さん達に指導させて頂いている45度のバス法で磨きやすい設計として販売されています。
私が感じたメリット
この歯ブラシは
* 力が入り過ぎない
* 歯ぐきへの刺激が少ない
* 歯ぐきをマッサージするような感覚で磨ける
という点が非常に良いと思いました。
特に
* ジルコニアクラウン
* セラミッククラウン
* 歯肉退縮で歯根が露出している方
* 知覚過敏がある方
には、相性が良い可能性があると感じます。
特にセラミック、ジルコニアはブラシによる傷が表面に付くと、そこにお茶、タバコなどの着色が入り込んでしまい、傷を修復することはできません。
一方で感じたこと
柔らかくモフモフしているため、
「ちゃんと磨けている!」
という感覚は少し分かりにくい印象もありました。
そのため、人によってはダラダラと長時間磨いてしまう可能性があります。
歯ブラシは長く磨けば良いというものではありません。
汚れが落ちるように、正しい角度・適切な力で磨くことが重要です。
ゴシゴシ磨きは本当に必要?
体を洗うタオルにも、
* 柔らかいタイプ
* ゴシゴシ硬いタイプ
があります。
どちらが絶対に正しいというわけではありません。
歯ブラシも同じです。
強い力でゴシゴシ磨けば、歯がきれいになるわけではありません。
むしろ、
* 歯ぐきが下がる
* 歯の根元が削れる
* 知覚過敏が悪化する
原因になることがあります。
大切なのは「優しく、しっかり汚れを落とすこと」です。
歯ブラシ選びに正解はありません
患者さんのお口の状態は一人ひとり違います。
そのため、全員に同じ歯ブラシが合うわけではありません。
今回ご紹介した「モフらし」は、とても面白い発想の歯ブラシでした。
当院では、患者さんのお口の状態に合わせて歯ブラシ選びもアドバイスしています。
「自分にはどんな歯ブラシが合うのかな?」
と思ったら、お気軽にご相談ください。