歯科医もコミュニケーションが大切
我が家には猫が4匹おります。
保護猫出身の新入り( 8ヶ月)のチップがいつもなら朝7時前から、餌くれ餌くれと寝ている私に可愛く催促、、
先日、急かされることなく餌をあげても一向に食べない、、いつもはその後遊んで遊んでとせがんでくるのに餌は食べない、そのまままた寝てしまう、、
体調でも悪いのか、、
心配が尽きない、、


残念ながら猫とは会話が出来ないので彼らの状態が分かりません。
動物としっかりした会話によるコミュニケーションが取れたらなと思う飼い主さんは多いのでは?
コミュニケーションとは、気持・意見などを、言葉などを通じて相手に伝えること。通じ合い。
とあります。
自分は、このコミュニケーションを患者さんと取ること、上手な取り方、その方法をこの22年間追求しています。
22年経っても、なかなか難しいと感じる日々、いつも模索してしております。
前回の話で患者さんは何をされているのかわからないと言いましたが、何をされているのか、何をしなければならないなのか、これからどうなっていくのか、をしっかりお伝えするにはしっかりとしたコミュニケーションを取らなければとは思いますが、
このコミュニケーションが、一方通行であってはなりません。我々術者が、専門用語満載で言葉を並べても患者さんにすれば「 はぁ、、」と空返事しか返ってきません。
しっかり説明を受けたいという方もいれば、説明なんてどうでも良いから一回で終わらせてくれ、という方もいらっしゃるので、その方の雰囲気から察して接しさせて頂いてますが、本音としては熱い、熱すぎるトークで説明をしコミュニケーションを取りたいとは思っていますが、、、
患者さんの求めることを見極める、これも必要です。
例えば、歯磨き指導では
料理教室に通っていると聞いたら、
「 一回習っただけでは手際良く上手には出来ませんよね、その料理が作れるようになっても他の料理は出来ませんよね?料理を作り続けることで失敗を繰り返してどんどん上達していきますよね?」
と例え話と歯磨きを結びつけながら説明しております。が、
患者さんが、料理教室に通われているという情報を知るには、やはりスモールトークをコツコツしていく中でその方の背景を知るしるには、やはり
コミュニケーション!
を取るしかないのです。
Google口コミで、私はかなりプライベートに突っ込んでくるドクターで話が診察時間の大半を占めてしまうこともしばしば、でもしっかり説明、指導をしてくれると有難い?口コミを頂いたこともあります。
どんな方も、何か熱いものをお持ちだと思います。
その熱さが歯に向いていけるよう、少しでも多くの方にお手伝いをこれからもさせて頂きたいです!
今の時代に合わないかもしれませんが折角、何かのご縁で知り合えたのですからそのご縁を大事にしていきたいのです。
休日の日向ぼっこをしながら、この記事を書いていると唯一、人にいっさい懐かない子が何故か?
私に甘え、足元でくつろいでいます。
うーん、やはりこの子ともコミュニケーションだな!