噛むべし
噛む、
歯があってもなくても( 入れ歯を使用されている方も)、人は毎日毎日噛んで生活をしている。
あって当たり前の歯を使い、
ただただ、
噛む。
皆さんはこの当たり前の噛むことについて考えたことはありますか?
最近のデータで、噛む力が弱っている世代が
なんと、20代と60代に多く見られるという驚きの結果があります。
60代以降の方ならば、なんとなく歯の数が少なくなったりして入れ歯等を使用しているケースの為に、硬い物が噛めなくなることによる原因が考えらるが、
何故?20代?
それは、柔らかい食品を好んで食べる習慣の為、噛む力が落ちてしまっているのです。
噛むためには、咀嚼筋群という口の周りにある多くの筋肉を使いますから、柔らかい物ばかり好んで食べることで筋肉への負荷がかからなくなり、筋肉量、力が低下してしまい、噛む力が弱くなってしまう、、、
という訳なのです。
例えば寝たきりになってしまえば、全身、特に脚の筋肉量が低下し歩けなくなってしまいますよね。
ここでも、出てくる筋肉!
日々の筋肉への負荷をかけ続けることで、身体の恒常性を保つことが出来る、
人は、その一生が終わる時まで、自分自身でケア出来る内は、負荷をかけ続けなけらばならない生き物なのだと痛感致します。
では、噛む力が低下した際にはどうすれば良いのか?
咀嚼筋群の筋トレ!
をやるのみ!
どうするのか?
一日の食事の中で、一品でも良いので噛みごたえのある食品を入れる。
たくあん、さきいか、生の人参、レタス、キャベツ、ネギ等を入れるだけでも噛む力は復活します!
お薦めは、ガム、グミを一日の中で噛むとこでも良いです。
もともと、グミはドイツで噛む力を回復させる為に開発された物。
ただ、気をつけないといけないのが、砂糖を多く含んでいるガム、グミは虫歯の原因になるので代用糖を使用している商品があるのでそういった物を噛んで下さい!
お薦めの商品は次の機会にお話ますね。
皆さんも、噛むための筋トレを食事からしてください!
筋肉は裏切らない!
■噛みごたえの目安
【 10 】
さきいか、たくあん、みりんぼし、ハードグミ
【 9 】
人参、セロリ、赤身肉のステーキ
【 8 】
キャベツ、れんこん、油揚げ
【 7 】
アーモンド、干しぶどう、もち、イカ、白菜の漬物、ピザ、鶏もも肉、らっきょう、ゆでたこ、レバー、かりんとう
【 6 】
きゅうり、団子、マッシュルーム、ピーマン、エビ、レタス、白菜、大根、スパゲッティ、フライドポテト、かつお、ほたて
【 5 】
かぶ、ごはん、しいたけ、ピーナッツ、もやし、ほうれん草、わかめ、たけのこ、ちくわ、スイートコーン、チャーシュー、さやえんどう、アスパラガス、かまぼこ、鮭、かつお、ながいも
【 4 】
りんご、チーズ、プルーン、えびせん、甘納豆、練り羊羹、ふき、ごぼう、つみれ、プレスハム、こんにゃく、カップ麺、うどん、梨
【 3 】
ポテトチップス、食パン、クラッカー、さつま揚げ、まぐろ、ロースハム、グリーンピース、卵焼き、ういろう、大豆、肉団子、納豆、ソーセージ、銀だら
【 2 】
バナナ、トマト、みかん、いちご、クッキー、スポンジケーキ、カステラ、スイートポテト、だし巻き卵、クリームチーズ、桃、なす
【 1 】
プリン、メロン、スイカ、水ようかん、ゼリー、寒天、豆腐、かぼちゃ、大根、かぶ、さつまいも、じゃがいも、里芋