表参道パトリア歯科
歯のお話

対話の重要性

8日に政府がコロナ禍で深刻化している、孤独、孤立問題を巡り2万人を対象にした全国実態調査の結果を発表した。


孤独感が「ある」と答えた人は約4割


そして、驚きなのが高齢者より20、30代が多かった結果である。


孤独を感じるきっかけとなったのは


  1. 一人暮らし
  2. 家族との死別
  3. 病気
  4. 転校、転職


の順である。


興味深い結果が、「 しばしば、常に孤独を感じる」と答えた割合を年代別に見ると、30代が最も高く、20代が続き、


70代が最も低かったこと。


高齢者の方のほうが、コロナ禍により感染による重症化を考え、外出をしなくなり、人との交流が減ることによる孤独感を感じているのかと思っていました。


そして、コロナ禍による人との関わりの変化を聞くと67.6%が直接会ってコミュニケーションを取ることが減ったと回答し、同居以外の家族や友人と会って話す頻度も減少していた。


この調査の結果で目を引いたのが、


「地方から上京したが、大学はオンライン授業ばかりで友人ができなく実家にも帰れず、孤独を感じる」


という学生さんの意見。


こうした、相談を今はNPO法人の方でSNSを使って相談をされていて、一日100件を超える日もあるそうです。


都内の大学、専門学校への毎年の入学者が15万人、


内、5万人が私もそうだったように、もともと東京出身者。


10万人の学生さんは上京して親元を離れてくる訳で、なかなか現地に知り合いもいなく学校も対面授業でなければ人との対面でのコミュニケーションを取る事が難しく友人を作ることが出来なくなってしまいます。


これだけ、SNSなどのネット環境が整っているのにも関わらず孤独を感じてしまう今の世の中、、、、


当院でも、緊急事態宣言が出た一昨年は流石に治療を率先して受診しようとする方は激減しましたが、ワクチンの普及や感染の予防法がなんとなく確率されてきたのか慣れてきたのかは人それぞれですが、


最近は治療が終わった方ほど、以前に増して定期検診にいらっしゃる頻度が増えてきています。


私なりの考察ですが、外に出ることは感染する可能性が高まるが、テレワークなどで自宅にずっといる生活に孤独を感じ、月に一回だけでも、私のところに歯のチェックに来ることで電車等の移動や違う街を歩くなどの


非日常を楽しめ、


対面で私とコミュニケーションを取れることになにかしらの価値を見出されているのでは?と考えます。


30分診療の内、10分以上は世間話をする事が多い、不思議な歯科医院のパトリア歯科。


定期検診になれば、検査がメインになるので会話、会話、とにかく会話


また初診時も会話、会話、


治療が始まっても、やはり、会話、会話


でも、


しっかり治療は行います!


しかし、まあ、自分でも思いますが、


よく喋る男です、私は、、、


上京してきたばかりで、かかりつけの歯科医院が地元にある方や歯の症状でお悩みの方


是非、表参道パトリア歯科にいらして、


歯の治療を通じて、対話の中からSNSなどでは得られないコミュニケーションをとってみませんか?


人は、人と接する事で生きていける生き物ですから。

表参道パトリア歯科 院長
歯科医師 嶋田 泰次郎
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