予防歯科とは?
私、高校1年生の時から筋トレをしています。
当時、学校に錆びついたベンチプレス台があり同級生の筋トレ好き数人と毎朝、昼休み、部活明けと、とにかくベンチプレスだけやっていました。
指導者の先生等おらず、皆で完全我流のフォームでとにかく、誰が先に100キロを挙げるのかを競っていました。
高2で、100キロ挙がった時の感覚や嬉しさは今でもしっかり覚えています。
そして、30年経った今、週一回、師匠にトレーニングを見て頂いております。
師匠、は
伝説!の女子のボディビルチャンピオン!
最初の一年は、とにかく重さよりも、鍛えたい部位への神経伝達の感覚を掴む練習、正しいフォーム、体の動かし方をひたすら、地味ながらもコツコツ繰り返す日々、、
フォームを意識すると、今まで挙げていた重さは全く挙がらなくなり、それがフラストレーションとなります、
時々、我流で隠れてやるものの、やはり変なフォームで無理やり高重量を扱うと鍛えたい部位以外を総動員してしまうので、全く負荷が鍛えたい部位に乗らなく、無駄なトレになり、おまけに、怪我します、、
と、反省し、師匠の言われた通りのフォームに戻す毎日、
一年経ち、
最近、師匠がいない時でも、やっと( センスがあまり無いので、、)
体の動かし方、神経伝達の線がカチッと体の中で繋がってきました!
すると、次の日の鍛えた部位の疲労感のハンパなさと言ったら、アンタ!
師匠の熱い、熱い視線が後ろから刺さひまくる中でやるトレだと、間違いを指摘してもらえたり、トレ中に、フォームを補正してくれたりと至れり尽くせりなのですが、
やはり、師匠がいなくとも自分1人で出来るようにならなければ本当にマスターした事にはならない。
が、
やはり、また悪い癖や我流のフォームに戻ってしまい、また、指摘、アドバイスを頂き、
右葉曲折しながら、少しでもコツコツとマスターするしかないんですよね。
かなり、話が脱線しましたが、
予防歯科も、これと同じで、
いくら、予防法をマスターしたとしても、
治療が全て終わり、数ヶ月毎の定期検診になったとしても、いかにコツコツと正しい方法を習慣化させ行うかにかかっています。
期間が空くと、どうしても、上手く磨けない苦手な場所や、当てなくてはいけない場所ではない所にブラシを当ててしまい、汚れが取り切れてなかったりとしまうケースが多く見られます。
しかし、皆さん、年を追う毎に、
神経伝達ではないかもしれないが磨きたい場所に自然とブラシが届き当たるようになり、年は重なるのだが、歯は以前よりも安定した状態になります。
最終的には、私の熱い視線が無くともご自身でしっかり磨けるようになること、定期的に歯の磨き方、歯茎、骨、そして噛み合わせをチェックするのが、
予防歯科なのです!
治療が終わっても、しっかり定期検診に通われている方程
どんどん、セルフメンテがしっかり出来てしまい、私の出番がなくなってきてしまっております。
では、そのレベルまで達したらもう検診に行かなくて良いのでは?
いやいや、
共に作り上げた歯の作品を、たまには私に見せてもらいつつ、歯だけでなく皆さんのお顔を見せに来て下さい!
私と共に、全ての治療を終え、予防歯科の領域に行ってみませんか?