歯はなかなか壊れない
先日、治療中に
当医院のユニット( 治療用の椅子)に付属しているハンドピース( 歯を削る道具)の回転数が全然回らなくるわ、注水用の水も一切出ないわと…
焦りが、
昨日までは普通に使えていたのに…
焦りまくる…
患者さんにも麻酔もしているし、
おい!どうした!
ユニット君!
電源を一度落としても、やはり
5倍速のハンドピースはウントもスンとも
水も出ず…これでは、
歯を削ることなど、何もできません。
しかし、
もう一台のユニットはなんとか動いてくれたので
前半の治療は何とか無事に終える事が出来ました。
昼休みに、業者さんに見てもらうと、ユニットを動かす大元のコンプレッサーがある機械室の気温が上がり過ぎたことが原因で、上手く油圧が、なんたらかんたらと
まあ、対処法も分かったので先ずは一安心。
と
突然の機械の不具合
皆さんも何かしら経験があるのでは?
冷蔵庫、洗濯機、車のエンジントラブル、携帯電話の電波の不具合などなど
何の前触れも無く、突然奴らはやってきます。
そんな時、人間の無力さを物凄く痛感します。
「 何故、このタイミングで 」と悔しがってもどうしようもないですよね。
しかし、
歯🦷
は
定期検診を受け、現在の全ての歯のコンディション
虫歯になってないか、
グラつきはないか、
歯ぐき、顎の骨の状態は安定しているかを
レントゲンと基本検査だけで、
把握する事ができ
この歯の今の状態を放置すると、いずれこうなるとか、
この状態なら、また数ヶ月後に再度様子を見れば安心
など
突然、歯が崩壊するようなことは
まずありません。
内科的な、血液検査をして数値化をする事で現在の体の状況を把握するような大掛かりなことも無く、シンプルな検査だけで
全体像を把握することが出来る歯科の検査。
そして、その検査を受け続けるだけで、一生自分の歯で安定して噛める事が出来るのです。
歯は何の前触れも無く、壊れませんから。
しかし、検診をまるで受けていない、歯のケアの方法を知らない方の歯は
機械類と同じように
突然、何の前触れも無く
歯といえども、ぶっ壊れます、、、
歯が欠ける、
歯が痛くて仕方ない
歯ぐきが腫れまくる
どのケースも、それを防ぐ予防法があります。
さあ、皆さんも
受けないと
損ですよ!
まずは、今の自分の歯のコンディションを知ることから始めませんか?