歯垢による口臭
前回の歯ぐきの病気による口臭とも関連があるようでないのが、
この歯垢による口臭
歯垢(プラーク)とは、残った食べカスから出来ており
私は患者さんに歯垢は生ゴミと表現しており、
台所に生ゴミを貯めておくと独特の臭いがするのと同じですとお伝えしてます。
この歯垢の溜まりやすい場所は、主に
歯ぐきの境目である歯の付け根
歯と歯の間
長期間、歯垢を放置するとカチカチに石灰化し
歯石と変身してしまいます。
歯垢と歯石から臭いを発するイメージもありますが、
それだけでなく、歯ぐきの歯周ポケットに溜まった歯垢達のせいで歯ぐきが真っ赤に腫れ上がり触れれば出血する
の状態と
歯垢の中に存在する細菌の爆発的増加により、口の中の環境が不潔になるとともに
唾液まで粘ついてくることによる、
口の中全体からの口臭が発せれるのです。
歯石を除去してもらい、口の中がスッキリしたとしてもその後の食事でまた歯垢として汚れが残るので、
○ 結局は自身で正しい汚れの取り方
○ 汚れを取る道具の使用法
○ その後の変化の確認
がなにより必要。
かなり腫れた歯肉炎でも、
正しい磨き方を行えば
数週間経った時
○ 口の中の粘つき
○ 口臭
とおさらば出来ます!
栄養の源である食事からは生きている限り、逃れることは出来ません。
だからこそ、
正しい歯の磨き方を身につけていくしかないのです。
さあ、生ゴミを口臭とおさらばしましょう!