小児の虫歯率
毎年、6月になると
全国の幼、小、中、高校などで、
学校保健安全法に基づき
歯科検診が行われます。
そして、
今年も、私が卒園した幼稚園での歯科検診に行ってまいり、
年少さんから年長さんまでの266人の子供達の歯の健診へ。
今年で、早いもので園医になり6年目。
その間、老眼になってしまいましたが、健診の際に眼鏡を付けてと自分の体も確実に変化しておりますが、
子供達の元気な姿はいつ見ても、こちらが元気を貰える大変貴重な1日です。
とにかく、現代の子供達の虫歯率は低く。
この日も虫歯がある子は、10人もいませんでした。
そして、プラークの付着率もとにかく低く、
これからの少子高齢化の中、若者の虫歯治療は明らかに減って行くものと思われます。
もちろん、地域によっての差はあるとは思いますが、
昭和、平成の時代で当たり前だった、とにかく削る、抜くの感覚はこれからの令和の時代減って行くことでしょう。
帰る際に、何人かの園児達が園庭 (この園は自分が通っていた40年以上も前から、都心にありながら土の園庭に何本もの大きな木があり、皆裸足で木登りをしたりして遊ぶのです。) で何かを食べており、何を食べているかを尋ねると、
1人の子が木に登り、
山桃を取って、「いつも、山桃を取っておやつ代わりに食べてるんだ!これあげるよ!」
と
山桃を私にくれました。
「 でも、種は食べないでね!」としっかりアドバイスをいただきました。
都会にいながらも、自然に触れている元気な園児達にまた来年会えることを楽しみに、この一年過ごしたいと思います。
山桃、酸っぱかった!
ご馳走様でした!