デンタルフロスの種類
フロスに大きく分けて
と言っても
2種類しかないのだが…
まずは、皆さん大、大、大嫌いな
指巻きタイプ!
当院でも、この指巻きタイプを薦めるのだが、
やはり、上手く出来る方もいらっしゃれば
なかなか、上手く出来ない方がいらっしゃります。
特に、上の奥歯に入れるなんてことになると
頬が邪魔をして、
まぁ、入らない入らない、
そして、イライラ、イライラし始め、
挫折、、、してしまったことも皆さんの中にいらっしゃるのでは?
何故、指巻きタイプがお薦めかというと
だいたい、40メートルも入っているのでお一人で使う場合、使い切るまでにとにかく時間がかかり、コスパが良い所です。
また、1回1回、使い切りになるので衛生面上でも良いのです。
最初は、時間もかかるわ、奥歯に行けば行くほど上手く入らずイライラするわと
かなり、ハードルは高いかも知れませんが、
テスト勉強や
ベンチプレスの効かせる上げ方や
普段のお仕事の内容だって、
日々コツコツ繰り返す事で、感覚的に慣れてきますよね!
失敗をたくさん繰り返す事で、
人は成長するものです!
次に、比較的やっても良いかな〜と思う
持ち手( ホルダー)付タイプ
糸ようじなんて呼ばれ方もありますよね。
こちらは、歯の間をノコギリを動かすようにすると入りやすいので、指巻きタイプよりも奥歯へも入れやすい構造になっています。
しかし、
欠点が…4点ほど
① フロスの糸がへたるまで何回も使えるのだが、糸に付いた目には見えない細菌の塊が残り易く、不衛生。
② 一箱に6〜10本程入ってるが、糸がへたったら交換するので、コスパが悪い。
③ フロスを歯から抜く動きが、下から上に
引き上げることになるで、
歯の間に詰め物(クラウンと言う全部被せている物や歯の間の虫歯治療で何かしら詰め物が入ってる)を入れている方が使用すると
詰め物が、豪快に外れてしまう。
④ 柄の素材がプラスチックなので、プラスチックゴミが増えてしまい、環境に良くない。
以上の点です。
指巻きタイプは、糸を歯の噛む面から入れるのは持ち手付きと同じだが、
抜く際は、入れた歯茎の下から横にスルッと抜けるので、詰め物が入ってる方でも
安心して使用することが、出来、詰め物が取れたりする不安が全くゼロの
大変、優秀な商品なのです!
虫歯治療を一切受けていない方であれば、
どちらのタイプでも可能ですが、
詰め物が入っている方は
やはり、面倒くさいですが、
指巻きタイプ🤌
が
お勧めです!
※参考:山本昇ほか「Interdental Brush と Dental Floss の清掃効果について」 日本歯周病学会会誌 1975.
フロスすると、
気持ち良い〜ですよ。
皆さんも、やろう!