表参道パトリア歯科
歯のお話

コロナ禍で、歯が悪くなる?

コロナが世界中に蔓延し出して、3回目の夏を迎えようとしているが、やっと?落ち着きが見えてきたかなと思う今日この頃。


感染者数も減り出し、皆、今までの生活に戻ろうとしている最近、とあるニュースを見た。


なんでも、コロナ禍で外出を自粛している事で、歯の治療を中断したり定期検診に通う頻度が減った事で、日本人の歯が悪くなっている。


というニュース。


治療途中のまま3年放置をすれば、確かに病気は進行してしまいどんどん悪くはなっていく、特に


①歯の神経治療


②根の病気の消毒


親知らずでは無い歯の抜歯をしてそのまま放置


虫歯があると言われ、そのまま放置


などは、放置することで歯の状態は痛みが無くとも良くはなっておらず、


歯のコンディションは悪化していくだけ。


特に、① と②の状態を放置は最悪。


神経の無い歯は、歯が柔らかくなり更に細菌どもに歯を溶かされまくり最悪歯が真っ二つに割れたりする事があり、割れた歯は


抜歯、、、となります。


また、根の先の病気がどんどん大きくなり顎の骨が腐りまくる、、


再治療しても、また最初からやり直し、となります。


歯の治療を途中で、中断することたけは避けたいです。


しかし、当院に通っていらっしゃる患者さん達は過去にしっかり歯の予防法を習い、実行されている方ばかりなので、


3年ぶりに来院されても、下の前歯の裏側に少し歯石が付いていたり、昔の詰め物が外れてしまったりという位で


歯ぐきが腫れたり、虫歯が新たに出来ていたりということはありません。


そのニュースで伝えていた、コロナ禍で歯が悪くなるというのは、もともと歯の予防知識が無い方が長期に渡って歯のチェックを受けていなかったり、治療途中のままにしている為に、結果的に歯がどんどん悪くなっているだけなのでは?


コロナが始まった頃は、未知のウィルスに対する恐怖が先行し、行きたくても行けない状況ではあったかも知れないが、


どの医院も、感染対策はしっかりされているでしょうし全く歯の治療を受けに行けないということは無くなってきていると思う。


そもそも、日本人の歯に対する意識が低すぎる事は、コロナ前から変わっていないと思う。


普段から、歯の予防をしっかりされている方であれば、どんな有事が起きたとしてもそんなに大きなトラブルは起きない、その為には

正しい歯のセルフケア、予防法を知ることがとにかく人生の近道だと思う。


これから、日常を取り戻していく世の中。


未来と世界経済の流れは誰にも分からないが、歯の予防法だかは分かっています。


皆さんも、早く歯の予防法を知りませんか?


歯、


大事っすよ!

表参道パトリア歯科 院長
歯科医師 嶋田 泰次郎
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