障害のある子供の治療
前回では、聴覚障害のある患者さんに対しての治療のお話をしましたが、
今回は、障害のある小児の治療についてお話しをします。
遺伝子の変異によって、筋肉の病気にかかっているお子さんの歯のチェックを行ったのですが、
不幸にも虫歯があり、
その歯はまだ乳歯で
やや進行している状態であり私としては永久歯への生え変わりまで、まだ時間があるため出来れば積極的に治療を行いたいと思ったのですが、
全身の筋肉を動かす事は出来ない状態にあるにも関わらず、
やはり、歯科の椅子に座らせられると
怖いんですよね。
身体を動かす事は出来ないのだが、必死に舌を動かして治療を拒否します。
保護者の方のお話だと、様々な障害のある方専門の医療機関があり、過去には全身麻酔下で虫歯の治療を行っていたそうです、またなかなか予約が取れない為、痛みが突然出たとしてもすぐに治療を受けられないそうです。
この日は、検診だけになってしまいましたが、
今は、乳歯の虫歯でなんとか済んでますが、
これから、生えてくる永久歯が虫歯にならないようにする為には、
やはり、日々の保護者による
お話を聞くと、フッ素的な歯の保護材とブラシで行なっていらっしゃるのですが、
フロスはたまにとのこと。
やはり、1日1回の
フロス
柄の付いたタイプのフロスであれば、サクサク入れるだけなのでなんとか口を開けた状態にさえ出来れば
行えます。
一生付き合って行くこのお子さんの病気、
虫歯さえ出来なければ、本人だけでなく保護者の方の負担も無くなります。
その為には、
1日1回の
フロス
フロスだけが、このお子さんの歯を守れるのです。
障害があろうが無かろうが
保護者の皆さん
フロス
初めてみて下さい!