幼稚園での歯科検診 ②
先日、行った幼稚園での歯科検診。
当日、お休みされた子供達が
直接、当院で検診を受けにいらっしゃっております。
園での歯科検診だと、お子さんの歯を通して保護者の方の姿を想像するのですが、
例えば
年少時に虫歯があったお子さんが、翌年の年中になった際に虫歯治療を受けていなくそのままだったとしたら…
検診で引っかかっているにも関わらず、その後歯科医院を受診していないことが分かるので、どのような親御さんなのかなと
想像したり出来ます。
やはり、お子さんの歯を見ればその後ろにいる保護者の姿が見えてきます。
当院で行う検診だと、保護者の方と直接お話が出来るのでセルフケアの質問にも対応出来ますし、
何より、保護者の方のお顔が見えるという点が園での歯科検診よりもより深く検診できる点が良いと思います( でも、保護者の方からすればわざわざ表参道にお子さんを連れて来るのも大変だと思いますが…)
この日も、何組かの方がいらっしゃり、変わらず皆、
虫歯ゼロ!
本当に虫歯が減った時代になりましまね。
そこで、保護者の方に仕上げで何を使っているかをお聞きすると
電動ブラシ、普通のブラシ🪥のみの方ばかり
こちらから、フロスの話題をすると、
何故か?
あっ…🤭
分かっちゃいるけど…
の表情
そう、皆さん分かっていらっしゃるんですよね、
やった方が良いってことは重々。
お説教的にならないよう、今は虫歯が無いがこれからはフロスをしないことで
虫歯が出来るかも知れない。
虫歯は無いけど今の状態を
80点とすれば、
フロスを行えば
すぐに
100点‼️
取れるのです。
虫歯がもし出来たら、行きたくなく泣きまくるお子さんを歯医者に連れていき、歯科医院でも治療を受けたくないと更に泣きまくる、負のループに入ってしまいますが、
フロスさえしていれば、
そのループから脱することが出来るのです。
面白かったのは、保護者の方が歯の調子が悪く診てもらいたいとの事だったので、お子さんの検診のついでにチェックしました。
この方はご自身でフロスを使っていらっしゃるので、是非、それをお子さんにもとお伝えし
お子さんは、お母さんの歯を横で見て、
「ママの歯は何で金属が入っているの?」
と
そして、お母さんは
「こうならない様に、毎日3秒3秒 (フロスをすることらしいです) しようね 」
と
なんか、
心温まるシーンでした。
この子も普段行く歯科医院では、泣きまくるそうですが、
この日は元気一杯に
大きく、虫歯が1本も無い綺麗な口を見せてくれました。
また、来年の歯科検診で会おうね!