歯医者の5W1H
このキーワード、聞いたことありますか?
よくビジネスシーンで、相手とのコミュニケーションをとるさいに自分の思いを上手く起承転結的に伝える時に大変役立つこの
5W1H
アルファベットの頭文字を取り
Why
What
When
Where
Who
そして
How
の5つの頭文字
ニュースや記事なので、1番重要なことを伝える際などにも使用されているこの
5W1H
私も、患者さんへの説明の際に毎回、この5W1Hを意識してわかりやすいようにお伝えしております。
では、歯科治療で5W1Hをどう活用するのか?
それは、
Why (なぜ)
- 何故、歯科医院に来院されたのか?
- 何故、歯を治療しなければならなくなったのか?
- 何故、歯が虫歯や歯ぐきの病気になったのか?
- 何故、歯を治した方が良いのか?
- 何故、歯を抜かずに残した方が良いのか?
- 何故、この治療が必要なのか?
- 何故、治療が完了するまで時間がかかるのか?
- 何故、歯を磨くのに4種類の道具を使わなければならないのか?
What (なにを)
- 歯ブラシで何を磨くのか
- 何を使って歯を予防するのか
- 歯磨き粉等の歯磨剤は何を使えばいいのか
- 歯に詰める素材は何が良いのか
- 歯を予防するには何をすれば良いのか
- 次回の治療までに、何をしなくてはいけないのか
- 何の治療が1番、安定して長持ちするのか
When (いつ)
- いつ、歯を磨いた方が良いのか
- 次回の治療はいつ来た方がいいのか
- 次回までに、歯ぐきから出血がないようにしてくる
- 次回までに、歯間ブラシやフロスが入れらるように自主トレーニングしてくる
- 2ヶ月後の定期検診までの間、しっかり歯の予防をする
Who( 誰が)
- 誰が歯を虫歯や歯周病にしたのか
- 誰が歯を予防するのか
- 誰のために歯を磨いて予防するのか
- 誰が貴方の歯の事を1番心配してくれいるか (私とスタッフです!)
- 自分以外の誰の歯が健康でいてもらいたいのか
- 誰が何のためにパトリア歯科医院に通うのか
Where (どこを)
そして
How ( どうやって、どのように)
- どうやって磨くのか
- どのくらいの力で磨くのか
- どのくらいの頻度で磨くのか
- どのくらい磨けば歯ぐきが健康になるのか
- どのくらいで痛みが引いてくるのか
- どのように歯ぐきは痩せてくるのか
- どのように虫歯になるのか
- どのように骨が溶けるのか
- どのように親知らずを抜くのか
とあげればキリがないのですが、
このように設問をもうけて、対話式でコミュニケーションを取る中で5W 1Hでかなり説得力を持って説明できます。
皆さん、お一人お一人症状や主訴が異なると同様5W 1Hもお一人お一人異なってきます。
治療を受ける側だからこそ、この流れが分からないとドクターへの信頼感だけでなく目的が明確にならなくなってしまい、治療を完結できなくなってしまい、いつまでも健康な歯にはなれなくなってしまいます。
皆さんも、是非
何故、歯が悪くなったのか、どうすれば、何を使えば大事な歯をどこで(パトリア歯科っすよ!)一生守る事ができる方法を知れるのかを
考えてみてください!
この仕事をしていて、思うことは
患者さん達とのコミュニケーションを取らさせてもらう事が、1番の楽しみなのです!